◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

『学び合い』

アーリーアダプター

前回、前々回と、授業アンケート(小テスト時の自由記述欄)で出た不満について触れた。 その続き?のお話。 その小テスト後に、ルーブリックによる自己評価や、ふりかえりを書いてもらった。 そのふりかえりを今日読んだら、自由記述欄の方には書かれていなか…

『』への不満と不安

前回書いた悩みを解決するために、福岡の会に参加してみた。 「自習じゃないですか」 「先生に教えてもらった方がいい」 に、どう対応していくか。 おそらくは、学び方への不満というよりは、不安が強いかもしれないとのこと。 しっかりと、なぜこの形で学ん…

何があった?と、よくある悩み

やっと一週間終わった… 初任研とかで空きコマがつぶれた上に、単元の始まりが2つ、それに保護者会 きつかった… 授業を『』でやってなかったらまじで倒れてた気がする。 さて、その『』で、何があった!?とびっくりするほどの変化があった。 最初の単元では…

新年度、始まりました

1年間の休息を経て、4月から再び教壇に立ち始めた。 しかも、初担任。 楽しい。けど、疲れる。 12日、12時間勤務 13日、13時間勤務 14日、11時間勤務 15日、13時間勤務 16日、12時間勤務 無事、過労死ラインにのりそうです笑 (いや、笑えない) さて、新し…

SDGsと『』は好相性?

『』関係の情報に目を通していると、ちょくちょく登場するSDGs。 「一人も見捨てない」 と 「一人も取り残さない」 というキーワードが似ていることくらいしか知らなかったけれど、いざSDGsについて学んでみると、 キーワードだけでなく仕組みも似ているので…

なぜ人と関わることが必要なの?

スマホやタブレット、使いすぎていませんか? アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』を読む中で、「語り」に使えそうな部分を発見したのでメモ。 スマホ脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 発売日: 2020/11/18 メディア: Kindle版 1万4000人に及ぶ大学生…

メモ「一人も見捨てないことは、将来の生計を立てるのに得である」

「君の膵臓をたべたい」「四月は君の嘘」を最近観たけど、 なんで毎度のように、「女の子」が「病気」で死ぬんだろう… (キミスイはちょっと違うけど) セカチューとかもそうだし…知らないだけかな? 話変わって、「一人も〜」の1つの理解をメモ。 一人も見捨…

だいこん会

城北だいこん会に参加してみた。 この前の疑問が解消…というより、原則と生徒観を思い出させてもらった。 「バカだって思われたくない」から、流動的異年齢教育 - chiharaの日記◆教学相長 最初の方はグループ固定化した方がいいのかな〜 っていうのは、しな…

「バカだって思われたくない」から、流動的異年齢教育

とうとう、納車しました。マイバイク。 バイクってすごいですね、 インドア人間の頭の中を、 今度はどこに行こうかな?? にするんだから。 これからは、バイクに乗って流れ流れて色々な所に行ってみたいです。 流れて、といえば、流動的異年齢教育をしてい…

Society5.0に向けた人材育成〜文科省も出してたんですね〜

引きこもり生活もだんだんと辛くなってきた。 とりあえずあと1ヶ月、一次試験までがんばろう。 ネットに上がっている全国の教採の選考問題を解いていると、こんなものを見つけた。 https://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afield…

「幸せ」の洗脳

脱・現在の学校論2連チャン。 すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書) 作者:堀江 貴文 発売日: 2017/03/16 メディア: 新書 ホリエモンが、初めて教育について本格的に語った一冊。 これまでの社会の「幸福の正解」は、 いい大学に進…

なんだかなぁ

昨日、離任式があった。 初任校からの離任ということもあり、久しぶりにかなり感情的になった。 ただ、その時のことで、ちょっとモヤモヤしてることがある。 最後の言葉のときに、 https://chiharayoshi.hatenablog.com/entry/2019/09/08/115304 ↑のときの話…

積み重ねたものを振り返る

学校も残り一週間となり、やるべきこともだんだんと減ってきた。 時間があるので、今までの記事をカテゴリー分けしていたら、ちょっと気になることが出てきた。 カテゴリー分けをするときに、記事の内容にサーっと目を通すと、 1年目と2年目とで書いている…

全校での関わり合い!

先週、初の自分発の企画が終わった。 何をしたかというと、小中合同での、全校縦割り清掃。 事前に、 小学部・中学部の、美化に関わる委員が協力して、清掃の分担を決める。 当日に、 中学部の美化委員が各縦割り班のリーダーとして指揮。 当日に、 各清掃場…

期末試験を振り返って

・PBL×『学び合い』を設定する力がないこと ・『学び合い』を保障しやすい8人以上の人数がいないこと この2つを主な理由に、『学び合い』をやめていた。 その結果どうなったか。 ・「授業が分かりやすい」と言われるようになった ・子どもが授業に参加しているか…

たんつら!

今年度途中から、中単元ごとか2小単元ぐらいの間隔でパフォーマンス課題を行っている。 やっていて気付いたことは、 授業で学んだことを使おうとしていない!? 一部の生徒はもちろん使っているけれど、なまじiPadを使って課題をやっているせいか、わざ…

やっぱいいわ

2年生・地理 地形図の読み取りの課題単元の目標として、災害について扱うため、地形図の学習でも災害と関連させた課題を提示した。 「あなたが石巻市立大川小学校の教師なら、大地震が起こったとき、児童をどう避難させる?」 『学び合い』とは言わなかったけ…

令和初日に思う・・・

民主主義(理想)って 互いに「折り合い」をつけながら「みんなハッピー」を目指す「考え方」 なんじゃないかな と、ふと思った令和初日。 令和なんにも関係ないやん。 まずは自分が折り合いをつけていかなきゃな。。。

2つの「どのように学ぶか」

「どのように学ぶのが良いのか」 「あなたがどのように活躍できるのか」 を学んでほしい。 『』をやっている目的の1つとして生徒に伝えていることだ。「どのように学ぶか」は、「学び方を学ぶ」とも言い換えられるかな。 今日はこれについて。 課題解決学習(…

変化

授業で大きな変化がみられたクラスが2つあった。1つは中学生。もう1つは小学生。 中学生では、やり始めの時期ということもあり、ランダムでチームを作っている。課題に取り組んでいるうちに、チームの垣根を越えるようになった。 前の授業までは見られなかっ…

方針と課題

新年度が始まり、1週間が終わった。疲れた。笑 昨年度、試行錯誤した結果として収まった課題の形は、「社会科の教科書を使った国語的な」ものだった。 簡単に言えば、Whatが中心の課題。 まあ、「人間関係力の課題解決学習」をより重視するようになっていた…

昨日の追記

昨晩、西川先生がこんなことを書かれていた。(一部抜粋) 関係を絶つのは有効な折り合いの一つです。 ちなみにこれは『学び合い』に反しません。『学び合い』は集団の理論なのです。全員が全員に繋がる必要性はないし、不自然で非効率です。ようは全員が関…

みんなハッピー

先週に今年度の授業が終わったため、今週は比較的時間に余裕がある。 来年度の授業開き用のパワーポイントを作っているうちに、「一人も見捨てない」がいまいち腑に落ちていないなあと。 色々とネットを見ているうちに、同じようなことを感じているらしいブ…

最後の授業

今日、今年度で最後の授業を行った。 前回の単元と、今年度の『学び合い』についての振り返りをメインにするつもりだったが、来年度の授業をどうしていくかについて盛り上がってしまった。 これまでの振り返りをするなかで、年度途中でなくしたものを復活さ…

一喜一憂

欠席で遅れていた生徒も含め、まるごと任せた単元の課題をなんとか全員終わらせることができた。 進度が遅れていた生徒は、心から感謝していた。 このクラスでは、ある生徒が 「社会の授業だとみんなの珍しい面が見れる」 と言っていた。 なぜかうれしかった…

今年度ベスト

授業ごとに、異なる成果や課題を見せるクラス。 今日はたまたま2回授業があった。 1時間目 来客対応で教室に行くのが遅くなってしまった。 しかし、教室に入るとすでに学びが始まっている。 さらに、「先生!ちょっと俺をほめてください!」 何事かと思っ…

生徒自身による評価

最後の単元に入り、プリントの課題を少し変えた。 プリント一枚ごとに 「〇〇を、クラスの誰が読んでも分かるように100字以内でまとめなさい。それをもとに、友達に説明しなさい。」 というものを入れた。 (必然、まとめに時間がかかるから、時間がかか…

求めることの違い

先日、学年末テストが終わった。 そして今日、ペアが固定し、単元テストの点数差がついていたクラスにテストを返却した。 学年末テストの点数も、最近の単元テストの結果を反映したかのようなものだった。 こんな結果を招いてしまった理由には、自分が生徒に…

「3人」に説明する意味

『学び合い』について学び始めた頃に、いくつか課題設定の例を見かけた。その多くに、「○○について3人に説明しなさい」という言葉が入っていた気がする。 つい先日までこの人数に意味を見出そうともしていなかったが、たまたま読んだブログに答えらしきもの…

ブロック・アワーとイエナ・プラン

先日のブロック・アワーのことについて、実践しているクラスの児童に少し話を聞いてみた。 一人目は、文集にブロック・アワーを書いた児童に、ブロック・アワーとは何か聞いてみた。 わずか10秒ほどで概要を説明してくれたとともに、 「課題が終わらなくて皆…