最後の授業
今日、今年度で最後の授業を行った。
前回の単元と、今年度の『学び合い』についての振り返りをメインにするつもりだったが、来年度の授業をどうしていくかについて盛り上がってしまった。
これまでの振り返りをするなかで、年度途中でなくしたものを復活させてほしいという要望が出てからは、~してほしい/~したいがどんどん出てきた。
その要望には「単語を覚えるための活動」が多くあり、生徒の実際の需要はここにあること、そして評価方法が単語中心になってしまっているという課題を再確認した。
そのあたりではこちらがクラスを回していたが、授業内でワークを行う時間を設けてほしいという意見が出てからは、生徒が互いに対話をし始めた。
一時間の課題の量を減らして、余り時間でワークをできるようにする。
〃 ワークの実施を課題にする。
課題の量を減らすと、先生がしぼった必要最低限をおさえられなくなる。
課題の量は減らさず、学びの質を上げて余り時間にワークをできるようにする。
学校ではプリントをやって、家でワークをやってくる。
単元の中で、この時間中にプリントを終わらせて、残りの時間でワークをできるようにする。
このあたりでは、発言したいけど少し躊躇している生徒の発言を促すこと・メモをすることくらいしかしなかったが、どんどん対話が進むことを楽しんで眺めていた。
結局、結論の出ないままタイムアップ。ただ、
「こんなに真剣に自分たちの授業とか学び方について考えたことある?」
「初めてです。」
これだけでも、試行錯誤しながら『』に取り組んできた価値はあったのかなあ。