「幸せ」の洗脳
脱・現在の学校論2連チャン。
ホリエモンが、初めて教育について本格的に語った一冊。
これまでの社会の「幸福の正解」は、
いい大学に進学し、いい企業に就職し、結婚ができれば安泰84
だったけど、
国民国家が消滅していっているいま、これは正解ではなくなってきている。
高橋まつりさんが良い例ですね。
(東大→電通→幸せ??)
これまでの学校では、社会が変化していっているにもかかわらず、
いい大学に進学することが幸せにつながると盲信されてきた。
かつ、工業化社会で必要とされる画一的な人材が望まれていた。
その結果、前回も紹介したように、
鋳型通りのオリジナリティのない人たちが育っていった。
ホリエモンは、今を生きる人たちが向き合うべき課題は、
国家が設定した幸せのロールモデルをなぞるのをやめ、
いかに自分だけの幸福を見つけ、追求するか84
だと言っている。
『学び合い』は、
「一人も見捨てないことは得である」ことを実感・体験していく中で、
みんながハッピーになれる力を身につけることを願うもの。
この「ハッピー」=「幸福」に、特に定義はないと思う。
ホリエモンも別に、一人だけでぜんぶやってきたわけじゃない。
同類を見つけ、巻き込み、好きなことをやってきた。
自分だけのハッピーを見つけたときに、それを追求できる資質能力を身につけてほしい。
っていう風に、伝えていこうかなあ。
あれ、これも洗脳じゃね?