◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

今年度ベスト

授業ごとに、異なる成果や課題を見せるクラス。

今日はたまたま2回授業があった。

 

 

 

1時間目

 

来客対応で教室に行くのが遅くなってしまった。

 

しかし、教室に入るとすでに学びが始まっている。

 

さらに、「先生!ちょっと俺をほめてください!」

 

何事かと思ったら、

 

「残りのプリント全部家でやってきたんですよ」

 

前日の授業では、クラスのリーダー的存在があえて黙って学習を進めていて、少し迷走してしまった。

 

でもこの時間では、プリントをやってきた生徒がずっと教える側に回り、他にもすべて終わる生徒が何人も出た。

 

 

 

そして

 

2時間目

 

1時間目で語れなかったことを語り、スタート。

 

前日の授業で迷走中に出た例え話を引用して「下り坂でブレーキがなくなったらどうなる?どうする?」など少し話した。

 

「ブレーキ(役)が2つ(2人)なくなったらやばいよ」

 

「いや、お前はアクセルだろ」

「というよりエンジンでしょ(笑)」

 

なんていう笑い話もしながら、メタ認知できてるな~なんて感じる。

 

この時間は、終わった子たちが、欠席などで進度が遅れている子をずっと見てあげていた。

 

だけでなく、終わった子たちのなかで、

 

「ちょっと今の授業動画見たいからこっちお願い」

 

「やってる人いるから音量気を付けてー」

 

「え、私そここう書いたんだけど」

 

なんていうのが自然にできていたのが良かったなー。

 

しかも、残り時間を気にして、

 

「今日はここまで終わらせるよ!」

 

なんて目標も勝手に設定したり、終了時間になっても学び続けようとしたり...

 

もちろん、最後には「ありがとう」が出てきました。

 

 

 

 それから

 

予習してきた生徒が授業後に言ってきた。

 

「普段は(教える側の)〇〇のこと正論だけどうるさいとか思ってたけど、自分が教える側になったら正論ばっかになりました」

 

今日はよくがんばってくれました。