『学び合い』と社会科
昨日は2クラス合同で、冬休みの宿題としていた動態地誌マップ(ウェビングマップ?)の発表を行った。
自分になかった視点を生徒が紹介していたり、伝えるための様々な工夫をしていたり、「こんなに理解できているのか」と感心したり…
見ていて聞いていてとても楽しかった。
この活動を行った理由について。
今の自分の『学び合い』の授業では、単元テストに沿った課題設定をしているため、地理はどうしても静態地誌になってしまう。
「社会的思考力」の育成を考えたときに、動態地誌が必要だと思ったからだ。
ただ、ふと西川純先生から聞いたことを思い出した。
「その教科の思考力は、その教科でしか役立たないよ。」(うろ覚え・なんちゃら心理学)
であれば、なんで教科教育をしているんだろう?
このあたりをしっかりと理解しないと。
それから。
今の単元テストは知識問題が半分以上、多いときには7割近くを占めている。
教科の授業時間が『』の目的を達成するためだけの時間なら、知識だろうが穴埋だろうが問題ないんだろうけど…
この辺がいまいち自分の中で整理しきれてないなあ。
もう一つ、評価について。
『』では、テストの点数で測るのが一般的だと思う。
でも、関心・意欲・態度はどう評価すべきなのか。
評価観点は、「社会的事象への関心・意欲・態度」であって、「『』に取り組む態度」ではない。
難しい…