◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

『学び合い』と社会科

昨日は2クラス合同で、冬休みの宿題としていた動態地誌マップ(ウェビングマップ?)の発表を行った。

 

自分になかった視点を生徒が紹介していたり、伝えるための様々な工夫をしていたり、「こんなに理解できているのか」と感心したり…

 

見ていて聞いていてとても楽しかった。

 

 

 

 

この活動を行った理由について。

 

今の自分の『学び合い』の授業では、単元テストに沿った課題設定をしているため、地理はどうしても静態地誌になってしまう。

 

「社会的思考力」の育成を考えたときに、動態地誌が必要だと思ったからだ。

 

ただ、ふと西川純先生から聞いたことを思い出した。

 

「その教科の思考力は、その教科でしか役立たないよ。」(うろ覚え・なんちゃら心理学)

 

であれば、なんで教科教育をしているんだろう?

 

このあたりをしっかりと理解しないと。

 

 

 

 

それから。

 

今の単元テストは知識問題が半分以上、多いときには7割近くを占めている。

 

教科の授業時間が『』の目的を達成するためだけの時間なら、知識だろうが穴埋だろうが問題ないんだろうけど…

 

この辺がいまいち自分の中で整理しきれてないなあ。

 

 

 

 

もう一つ、評価について。

 

『』では、テストの点数で測るのが一般的だと思う。

 

でも、関心・意欲・態度はどう評価すべきなのか。

 

評価観点は、「社会的事象への関心・意欲・態度」であって、「『』に取り組む態度」ではない。

 

難しい…