◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

新学習指導要領・雑感

教採に向けて、新学習指導要領を自分なりにまとめての雑感。

 

 

今回の改定のポイントの中心は、

 

社会に開かれた教育課程

 

これは、よりよい社会を創るという教育の目標からきている。

 

 

つまり、現在、そしてこれからの社会の状況と密接な教育が必要だということ。

 

 

そして、現在、これからの社会は加速度的に変化していく。

 

 

そのような社会で必要な力が、今回3つに整理されている。

 

(1)知識・理解=何を知ってんの?何ができんの?

(2)思考力・判断力・表現力=知ってることできること使って、何ができるの?

(3)学びに向かう力、人間性等=それを、社会の中でどう使っていくの?

 

 

これらの力を育む方法として明記されたのが、

 

主体的で対話的で深い学び≒アクティブラーニング

 

 

まとめると、

これからの社会でよりよく生きるための3つの力をALで育んでいこうね。

 

改定のポイントは、ざっくりこんな感じかな。

 

 

ここから雑感。

 

今回の改訂は、上にまとめたばっかだけど、

 

「これからの社会でよりよく生きるためには?」を重視しているイメージ。

 

「主な改善事項」にも、

言語能力の育成、体験活動の充実、情報活用能力の育成とか、

 

実際にやってみて(演習)社会で使えるようにしていこう!

 

的なものがうかがえる。

 

授業も、「やってみる」までで1セット【(1)知識理解→(2)思考判断表現=演習】

 

それに、課題を与えられるだけじゃなくて、自ら発見して追究しようとする(3)学びに向かう力を加えると

 

【(3)学びに向かう力=課題発見→(1)知識理解→(2)演習→(3)学びに向かう力=評価・振り返り】

 

てな感じになるのかな?

 

 

知識を与えることは、学びのたったの一部分でしかない。

 

ということを考えていくと、教師の役割の変化も見えてくる。

 

すなわち、「教える人」から「コーチ」「ファシリテーターへの変化。

 

 

 

それから。

 

今回の改訂は、「真正の学び」に直結するのでは?

 

「真正の学び」とは、

1 構築された知識 2 鍛錬された探究 3 教室の外での学びの価値

から成る学び。

 

これって、

(1)知識理解 (2)思考判断表現 (3)学びに向かう力/社会に開かれた教育課程

と似ている気がする。

 

「真正の学び」まだ読んでないけど…

 

 

都立多摩図書館、はやく再開しないかな〜