メモ「一人も見捨てないことは、将来の生計を立てるのに得である」
なんで毎度のように、「女の子」が「病気」で死ぬんだろう…
(キミスイはちょっと違うけど)
セカチューとかもそうだし…知らないだけかな?
話変わって、「一人も〜」の1つの理解をメモ。
一人も見捨てないことは得である
→一人も見捨てないことで、多様で多数の人とのつながりが生まれることは得である
好景気では、常に企業は人手不足である。そこで、終身雇用・年功序列を保障して人を集める。
ただ、好景気は終わって、企業も長続きしにくい。
だから、非正規雇用が増えているし、転職が当たり前の社会になっていく。
社会学者の研究によると、転職で役立つのは「友人知人からの紹介」である。
→多様で多数の人とのつながりが生まれれば、将来の転職(生活)が楽になる
だから、波乱万丈の人生を送る女の子だけじゃなくて、その女の子に振り回される男の子ともつながれる方がいいし、波乱万丈の人生を送る男の子とか、その男の子に振り回される女の子ともつながれる方がいい。
あ、「恋空」があったなあ。
だいこん会
城北だいこん会に参加してみた。
この前の疑問が解消…というより、原則と生徒観を思い出させてもらった。
「バカだって思われたくない」から、流動的異年齢教育 - chiharaの日記◆教学相長
最初の方はグループ固定化した方がいいのかな〜
っていうのは、しないべき。
そのグループでうまくいく保証はあるのか?
4人グループより40人クラスの方がつながれる人の多様性がある
「子どもは有能である」と信じる
これだけでも参加して良かった。
それから
見取りや評価について。
例えば、「人に頼れる子」と「人に依存する子」
依存して助けてもらっているけど、テストでは点数がとれないときはどうする?
目指すべき姿を語って、教える側の生徒に働きかける
「今まで通り教えてあげることは、その子のためになる?」
例えば、「一生懸命がんばっているけれど、結果が出ない子」
「主体的に学習に取り組む態度」の観点は、Aで良い?
過程だけみて評価する=がんばっていればAでいい
結果もみて評価する=がんばっていてもテストで10点ならBやCにする
「〜を身につけるための粘り強い取り組み」が、「主体的にー」のメイン要素らしい。
そして、「自己調整力」。
結果が出ていないということは、方策が伴っていないということ
てことはすなわち、「主体的に学習に取り組む態度」が充分でなかったということ。
だから、
がんばり≠主体的に学習に取り組む態度
ってことになるのか。
「バカだって思われたくない」から、流動的異年齢教育
とうとう、納車しました。マイバイク。
バイクってすごいですね、
インドア人間の頭の中を、
今度はどこに行こうかな??
にするんだから。
これからは、バイクに乗って流れ流れて色々な所に行ってみたいです。
流れて、といえば、流動的異年齢教育をしているアメリカのある学校を紹介している本に出会った。
ニューヨーク郊外にある、The New Schoolという全校生徒およそ30人の私立学校。
この学校なんと、学年や学級という概念がなく、幼稚園の年長から中学生までが皆で学んでいるらしい。
学校目標は、「自分を大事にする」「他人を大事にする」「ものを大事にする」の3つ147
あ、『学び合い』に通ずるところがありそう。。
子どもたちは、「コントラクト」という個別の習慣学習予定表をもとに学習を進めます。158
(コントラクトの特徴)
1つ目は、子どもによって学習の内容が様々であることです。158
「年齢」や「学年」といった子どもの「外」から学習内容がやってくるのではありません。あくまで子どもの理解に応じて子どもの「内」から学習内容が決定されます。175
イエナプランっぽいな…
2つ目は、様々な集団のサイズが準備されていることです。158
学習内容に応じて、学習集団の人数や質が多彩に変化します。176
3つ目は…「誰とするか」も配慮されています。160
(入学して)最初の1ヵ月は、サラという1つ上の女の子と活動(著者の娘の得意な折り紙)することが毎日続きました…「英語が話せなくても、友達と仲良くなれる活動が今はいいと思うの。また、最初はいろんな友達と遊ぶより安心できる友達ができるほうがいいよね」177
ここが、『学び合い』と異なるところかもしれない。
『』では、誰とやるか、何人でやるか、は子どもが決める。
それどころか、誰かとやるか、一人でやるかも子どもが決める。
でも、学年の初めなんかは、多少はメンバーを固定化してもいいのかもしれない。
そのメンバーで安心して学べる関係ができれば、間接的につながることができる人が増えるだろうし。。
よく西川先生が「アレンジするな」と投稿しているけれど、この辺について『』の本に書いてあるかな??
流動的異年齢教育には3つの意義があります。
1つ目は、自己肯定感が低くならないということです。188
New Schoolでの学習形態は、そもそも友達との比較がしにくくなっています…他者と比較した評価が少なくなると、「自分がどのようにできるようになったか」という、自分の中での比較に意識が向くようになります。189
これ、大事だよなあ。
ポートフォリオやろうかなあ。
2つ目は、社会性の発達を豊かにする意義です。
異年齢の子どもが、同じ活動をすることで、下の子どもは上の子にあこがれて、いわば見よう見まねで活動に参加し、その結果として、様々な知識や技術を獲得することがあります。また、逆に下の子どもとともに活動する中で、相手のペースに合わせることも自然とできるようになります。190
前の学校で導入した縦割り清掃で、まさにこれが見れた。
中学だと部活かな?
それ以外の場もつくっていきたいなあ。
(3つ目はカット)
日本的インクルーシブ教育は、「同じ・つながり」を求める程度が高いと指摘してきました。「障害のある子もない子も、できる限り皆と同じことをする」教育であり、かつ「障害のある子とない子が一緒に遊ぶ・学ぶ」というつながりを求める教育でした。このような教育では、インクルーシブ教育のハードルが高くなり、結果として、障害児の排除につながる可能性があります。194
従来の授業ではそうなるだろうなあ。
『』であれば、乗り越えられると思う。
でも、皆が同じ内容を学ぶ、だとハードル高いままだ。
「日本の学校は、できないことをできるようにさせる。だからそれがつらい子が出てくる」「New Schoolは、個々に合わせて楽しいことをしてくれる。でも、楽しいことだけしてたら大人にはなれへんねん。楽しいことしてたら、のびるやろ?その辺が違うねん」207
ただ、この学校の出発点は、
「誰だってバカだって思われたくない」だったらしい。
なんか思ってたのとちがった。。。
正代、おめでとう!
正代が優勝しましたね。翔猿が攻め込んだ中で薄氷の勝利。
そんなこんなで騒がれているのが、
熊本出身力士の優勝は初めて
大相撲では毎度毎度騒がれている気がする。
例えば
大阪場所では、勢とか大阪出身の力士への声援が大きい
高安は、日本出身力士で◯◯年ぶりの優勝
この3つ、ちょっとずつ違うけど、どれも「アイデンティティ」にかかわるもの。
1つめは、市民的ナショナリティと呼ばれるもの
2つめは、民族主義
3つめは、ナショナリティ
(白鵬の悪態とか他の要因もあるだろうけど)
これについて考えるきっかけをくれたのが、この本。
「多様性ってやつは、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」
「楽じゃないものが、どうしていいの?」
多様性が重要視される今、見つめ直すべき問いを投げかけてくれる一冊。
卒業時に進路が決まってなくてもいいんだ!
咲くやこの花高校なんて学校があるんですね。
昨日の東大王でN高とかと一緒に出題されてた。
そういえば、結局N高ってどんな学校なんだろう?
そもそも広域通信制って?
てことで、これ読んでみた。
まず、
旧社会における進路指導は…「中卒より高卒、高卒より大卒、同じ高卒・大卒だったら偏差値の高い方が良い」というモデル15
その中で活躍できる人は、「みんなが良いことだと思っていることに集中できる、命令に従順な人」16
であったが、
これからの社会における進路指導は…一人ひとりが自分にとって最適な進路を選択できなければなりません15
その中で活躍できる人は、「自分が良いことだと思っていることを、色々な方面に拡張し、自分なりの人生を求める人」16
であるとしている。
また、
就職や賃金の実態などを通して、
旧社会での幸せとは違った、Society5.0の幸せを見いだす必要があります。38
とし、その幸せをつかむ/普通の人が生き残るには、
1万人に1人の人…とつながれること41
としている。
すなわち、
第一に…自分自身に合ったものを見いだし、それを武器にできる仕事に就職すること
第二は、自分自身の生まれた地域で人的ネットワークを創り上げること46
が求められ、特に第一の点を
乗り越えられる鍵となるのが広域通信制高等学校47
である。
その広域通信制高等学校の1つが、N高。
読んでみて、
不適応の子の受け皿としての通信制
という自分の中のイメージは間違いで、変えていかなければいけないと思った。
かつ、
そう遠くないうちに公教育が崩壊していくかもしれない
公教育も変わっていかなければならない
ということを少し具体的にイメージすることができた。
とか言いながら、来週には教採二次受けるんですけどね。
もし学校の先生が『もしイノ』を読んだら
『もしドラ』の登場人物、マネージャーの一人だった北条文乃が、『もしドラ』の著者という世界線のお話。
文乃が新赴任した学校に入学した夢が、友達の真美に誘われて、野球部を創設(復活)し、甲子園を目指す。
今回は、ドラッカーの『マネジメント』ではなく、
『イノベーションと企業家精神』を基に話を進めている。
私たちはーー『企業家』になろうとしています。単なる『経営者』ではなく、新しい価値を生み出していきます。イノベーションは、そのための道具です。51
私たちの身の回りに起きている「これまでとは違うこと」を、注意深く見つけていく52
ドラッカーは、注目すべき変化を7つの項目に分けて、それぞれの現れ方や特徴、またそれを利用したイノベーションの実例などを、この本の中で事細かく説明してくれています。53
その7つの項目の最初の1つが、「予期せぬことの生起」であるとしている。
なんか知らんけど成功していた
これが、イノベーションの大きな機会になる。
→生徒が、なんか知らんけど成長/変化していた、ということは、その後の大きな成長につながりうるということ?
人間って「成功」には鈍感なものよね。59
予期せぬ成功がもたらすイノベーションの機会を利用するには分析が必要である。61
強みよりも弱みに目を向ける者をマネジャーに任命してはならない。できないことに気づいても、できることに目のいかない者は、やがて組織の精神を低下させる。264
→よく生徒を観察し、理解しないといけない。
他にも色々とあったけど、
『マネジメント』よりも、学校/学級経営に当てはめるのが難しい…
委員会とか部活とか、そういう活動であればできそうかなー
あと、気になったところでは、
型を反復するうちにやがてその中で自由に動けるようになるのだそうだ。そうして結果的に、以前よりもずっと可動域が広がるという。つまり、自由を「失う」のではなく、逆に「獲得」するのだ。157
「型の精度が低かったため、うまく機能しなかっただけだろう」と考えた。それゆえ、型にはめることが「個性を殺す」と誤解されてしまったのだ。160
斎藤孝『天才がどんどん生まれてくる組織』をもとにした部分。
授業でいえばあれだ、◯◯スタンダードってやつだ。
『天才が…』読んでみるかなあ。。。
それから、
マネジメントと言うのは、弱みに着目せず、これを組織の中で中和する。けど、教育と言うのは弱みに注目して、これを克服させようとする。262
これが例えば大人ばかりが集まった営利企業だとしたら、そこでマネジメントに集中し、教育をしないーーということもありだと思うの。263
この点、『学び合い』はどうなんだろう。
今の理解だと、
強みを伸ばして、弱みは克服するというよりも、自分の弱いことが得意な人と繋がれるようにする
つまり、マネジメント寄りだと思う。
それでも、
たとえ組織にそぐわないからといって、バスから降ろすわけにはいかないのよ。彼らを見捨てる事は、絶対にしてはならないわ。263
課題の全員達成を目指す中で、バスから降ろされる生徒は生まないし、一人も見捨てないことを目指している。
マネジメントを学校で行う上での欠陥も、補えているといえるんだろうなあ。
もうひとつ
「説得」というのは、相手にとっての「得」を「説く」ということなの。相手に、「あなたにはこれだけの得がありますよ」と教えてあげること。こちらの都合に合わせて、お願いしたり、頼んだりすることじゃないのよね。123
「語り」ですね。
あ、今作も面白かった。
(もしドラの方が面白かった)
もし学校の先生が『もしドラ』を読んだら
ラクマで100円オフのクーポンをもらったから、350円で売っていた『もしドラ』を買って読んでみた。
そもそもマネージャーってなんだろう?
という疑問から、本屋で手を出したのが、経営学の父と呼ばれるドラッカーの『マネジメント』
そんな主人公みなみが、入院した親友の代わりにマネージャーになった弱小高校野球部で、
チームを甲子園へ導こうとする。
みなみは『マネジメント』を参考にしながら、野球部のマネジメントを始めていく。
ここから、ストーリーに沿って学校バージョンを考えてみる。
「野球部をマネジメントするためには、まず野球部はどういう組織で、何をするべきかーを決めなければならないのよ」29
→学校/学級をマネジメントするためには、まず学校/学級はどういう組織で、何をするべきかを決めなければならない
企業の目的と使命を定義するとき、出発点は1つしかない。顧客である。37
→学校の顧客は、生徒?保護者?地域の人たち?経済界?政治界?
顧客が「価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」というのを調査することから、マネジメントを始めようとした62
→生徒;受験準備、青春、
保護者;託児所、安全、受験準備、人間教育、
地域の;人間教育、
経済界;根性、実学、
政治界;主権者教育、人間教育、 あとなんだろう…
希望的観測で共通点を挙げるなら、より良い生活を送る/創ること、かなあ
調査ないのかな?
ここまでの感じだと、
➡︎学校/学級とは、社会/学校をより良くするための組織で、それを創る力を育てるべきである
になりそう。
ー続きー
みなみは、「どうやったら部員たちに成果を上げさせられるか」ということを、ずっと考えてきた94
→先生は、「どうやったら生徒たちに成果を上げさせられるか」ということを、考えなければならない
成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。126
人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。127
などなど、学級経営のヒントになりそうなことも多く出てくる。
単純に、伏線盛りだくさんで面白かったし、最後の方は泣けるし、いい小説だった。
あと、本読んでイメージした感じだと、主人公みなみ役は、あっちゃんよりも峯岸みなみの方が合ってる気がした。