お金について考えてみた①年金追納
4月まで2ヶ月をやっときった…のか、きってしまったのか。
いずれにしても、まだ時間があるうちに、節税について考えてみた。
今回は、年金の追納について。
大学時代、年金を払っていた人ってどれくらいいるんだろう?
学生納付特例で免除してもらう人が多い気がする。
その免除分、どうしてますか?
年金制度の崩壊とかは、今回は無視で。
まず前提として、
免除してもらった分は、10年以内のものであれば、今からでも納められるよ
っていうのが追納制度。
それがどう節税になるかっていうと、
追納した金額の全てが、社会保険料控除になる。
ここで、所得税の話に飛ぶからややこしい。
社会保険料控除は、下の図の「所得控除」の1種類。
そもそも「控除」って何?|節税になる所得控除、税額控除とは|税理士検索freee
簡単にまとめると
所得税を計算するときに、追納してたらちょっとお得になりますよ。
具体的にみてみる。
東京都で新卒の教員の場合で計算してみる。
①所得金額=収入ー給与所得控除
参考月給→約25万、4〜12月の9ヶ月+ボーナス3ヶ月分(?)とすると
収入=25万×12=300万
このときの給与所得控除額は、98万(収入によって変動)
よって
所得金額=300万ー98万=202万
②課税所得金額=所得金額ー所得控除
所得金額=202万(①)
年金1年分=約19万を追納したら…
課税所得金額=202万ー19万=183万
③税額=課税所得金額×税率
課税所得金額=183万(②)
このときの所得税率は、5%だから、
183万×5%=91500
追納がない場合、202万のときの税率は10%だから、
202万×10%=202000
追納がない場合、195万〜の税率は10%だから、
195万×5%+(202万ー195万)×10%=104500
※累進課税の計算間違えてました。訂正します。
202000ー91500=110500
ということで、かなりざっくり計算だけど、11万円も節税に。
104500ー91500=13000
ということで、かなりざっくりな計算だけど、1万3千円の節税に。
11万は嘘っぱちでした笑
ということで結論。
自分の収入を把握して、うまく所得税率を1段階下げることができれば、なかなかの節税になる。
↑は嘘でしたね。追納額×所得税率くらいの節税にはなります。高所得の年にやるべき。
できなくても、多少の節税にはなる。