◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

お金について考えてみた①年金追納

4月まで2ヶ月をやっときった…のか、きってしまったのか。

 

いずれにしても、まだ時間があるうちに、節税について考えてみた。

 

 

今回は、年金の追納について。

 

 

 

大学時代、年金を払っていた人ってどれくらいいるんだろう?

学生納付特例で免除してもらう人が多い気がする。

 

その免除分、どうしてますか?

 

年金制度の崩壊とかは、今回は無視で。

 

 

 

 

まず前提として、

 

免除してもらった分は、10年以内のものであれば、今からでも納められるよ

っていうのが追納制度。

 

それがどう節税になるかっていうと、

追納した金額の全てが、社会保険料控除になる。

 

 

 

ここで、所得税の話に飛ぶからややこしい。

 

社会保険料控除は、下の図の「所得控除」の1種類。

 

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そもそも「控除」って何?|節税になる所得控除、税額控除とは|税理士検索freee

 

 

簡単にまとめると

所得税を計算するときに、追納してたらちょっとお得になりますよ。

 

 

 

 

 

具体的にみてみる。

 

東京都で新卒の教員の場合で計算してみる。

 

①所得金額=収入ー給与所得控除

 参考月給→約25万、4〜12月の9ヶ月+ボーナス3ヶ月分(?)とすると

      収入=25万×12=300万

      このときの給与所得控除額は、98万(収入によって変動)

    よって

 所得金額=300万ー98万=202万

 

 

②課税所得金額=所得金額ー所得控除

 所得金額=202万(①)

 年金1年分=約19万を追納したら…

 

    課税所得金額=202万ー19万=183万

 

 

 

③税額=課税所得金額×税率

 課税所得金額=183万(②)

    このときの所得税率は、5%だから、

 

 183万×5%=91500

 

 

 

追納がない場合、202万のときの税率は10%だから、

 202万×10%=202000

追納がない場合、195万〜の税率は10%だから、

 195万×5%+(202万ー195万)×10%=104500

 累進課税の計算間違えてました。訂正します。

 

 

 202000ー91500=110500

ということで、かなりざっくり計算だけど、11万円も節税に。

104500ー91500=13000

ということで、かなりざっくりな計算だけど、1万3千円の節税に。

11万は嘘っぱちでした笑

 

 

 

 

ということで結論。

 

自分の収入を把握して、うまく所得税率を1段階下げることができれば、なかなかの節税になる。

↑は嘘でしたね。追納額×所得税率くらいの節税にはなります。高所得の年にやるべき。

できなくても、多少の節税にはなる。