◆教学相長◆

2018年から教員生活スタート。日々の気づきや学びの備忘録。

子どもはかくも純粋か

外出自粛で引きこもってます。ヒマです。

おかげで教採に向けた勉強が進みました。

果たして教採は無事に実施されるんでしょうか?

 

今日も読書紹介。

 

23分間の奇跡 (集英社文庫)

23分間の奇跡 (集英社文庫)

 

 

その教室では、毎朝国旗に忠誠を誓うことから1日が始まる。

 

ただ、この日はいつもと違った。

 

新しい先生がやってきて、前の先生と入れ替わった。

 

時刻は 9:00

 

 

子どもたちは、いつもと同じように国旗に忠誠を誓おうとするが、

 

「ちょっと待って。ちかう……ってなんのこと?」

 

「ちゅうせい……ってなんのこと?」

 

子どもたちはぽかんとする。

 

「いみもわからないのに、むずかしいことばをつかったりするのは、よくないわ」

 

 

この後、祈りなどについてのエピソードが描かれ、

 

子どもたちは、今までとは大きく違った考え方を受け入れるようになった。

 

 

時刻は 9:23

 

 

 

①古い教師のマンネリズム

②(子どもたちの)集団心理は教員によって簡単に誘導されてしまう

 

という2つの問題を投げかけてくれる短編。

 

 

「当たり前」について子どもに問いかける

子どもの中から疑問が生まれるようにする

 

そういった姿勢の大事さを再認識した一冊。