子どもはかくも純粋か
外出自粛で引きこもってます。ヒマです。
おかげで教採に向けた勉強が進みました。
果たして教採は無事に実施されるんでしょうか?
今日も読書紹介。
その教室では、毎朝国旗に忠誠を誓うことから1日が始まる。
ただ、この日はいつもと違った。
新しい先生がやってきて、前の先生と入れ替わった。
時刻は 9:00
子どもたちは、いつもと同じように国旗に忠誠を誓おうとするが、
「ちょっと待って。ちかう……ってなんのこと?」
「ちゅうせい……ってなんのこと?」
子どもたちはぽかんとする。
「いみもわからないのに、むずかしいことばをつかったりするのは、よくないわ」
この後、祈りなどについてのエピソードが描かれ、
子どもたちは、今までとは大きく違った考え方を受け入れるようになった。
時刻は 9:23
①古い教師のマンネリズム
②(子どもたちの)集団心理は教員によって簡単に誘導されてしまう
という2つの問題を投げかけてくれる短編。
「当たり前」について子どもに問いかける
子どもの中から疑問が生まれるようにする
そういった姿勢の大事さを再認識した一冊。